Amazonは、ニューヨーク市クイーンズ区に2万5000人を収容する第2本社を建設する計画を2019年2月に撤回したが、この大都市に関して完全に諦めたわけではないようだ。
Amazonは米国時間8月18日、米国の技術拠点6カ所での新たな雇用を発表した。ニューヨーク市に過半数となる2000人を割り当てる計画だ。Amazonは2020年に入り、米老舗百貨店Lord & Taylorの旗艦店だったマンハッタン5番街のビルを取得した。WeWorkから10億ドル以上で取得したと報じられている。Amazonはここに63万平方フィート(約5万9000平方メートル)の新しいオフィスをオープンする計画だ。またAmazonは12月、ニューヨークで従業員1500人以上を雇用する計画だと報じられていた。
ニューヨークのほか、テキサス州ダラスで技術職とコーポレート職を600人、ミシガン州デトロイトで100人、コロラド州デンバーで100人、アリゾナ州フェニックスで500人、カリフォルニア州サンディエゴで200人を新たに雇用する。Amazonは18日、これらの技術拠点で計3500人以上を雇用し、6都市の新オフィスに総額14億ドル(約1500億円)以上を投じる計画を明らかにした。食料品、ファッション、クラウドコンピューティング、ハードウェアといったAmazonのさまざまな事業を支えることになる。
Amazonは、世界で87万6000人以上を雇用していると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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