ビビッドガーデンは8月5日、新規株主であるジャフコをリードインベスターとして、既存株主であるマネックスベンチャーズ、VOYAGE VENTURES、デライト・ベンチャーズ、NOWから総額6億円の第三者割当増資を実施したと発表した。
同社によると、農業従事者の平均年齢は67歳。農業従事者数は減少の一途をたどっており、廃業を決める生産者がいるという。一次生産者の販路を広げる「食べチョク」のしくみをより早く、多くの生産者に使ってもらうため、今回シリーズBの資金調達を実施した。
同社によると、調達した資金は食べチョクをより一層強化するためのマーケティング・人材採用・物流構築に充てる予定だという。さらには、物流サービスレベルの向上(食べチョク物流構想)への投資も行う。
なお、食べチョク物流構想の第一弾として9月頃からヤマト運輸と連携を開始。これにより、生産者は出荷指示の取得から伝票発行、配達状況確認までをワンストップで行うことが可能となる。
伝票発行は、ヤマト運輸が印字済みのピッキング・出荷用の伝票を生産者へ配送、生産者自身でデータ入力済みのピッキング・出荷用の伝票を印刷という2つの方法が用意される。
また、通常配送料金から最大47%OFFの食べチョク特別送料の提供を開始する。たとえば、関東発・関東着60サイズの場合、食べチョク特別送料なら税別550円で配送が可能となるという(通常送料は845円程度)。
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