こだわり生産者から直接商品を購入できるオンラインマルシェ「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは6月23日、佐賀県(さが県産品流通デザイン公社)と連携し、佐賀県内の生産者の販路拡大を支援する取り組みを開始すると発表した。
同社によると、新型コロナウィルス感染の影響により、新たな販路としてネット販売を始める生産者が増えているという。しかし、一次産業の従事者は高齢者が多く、インターネットに不慣れでなかなか踏み出せないという声もある。
そこで食べチョクでは、さが県産品流通デザイン公社と連携し、オンライン会議を活用した全体研修(初月2回開催/各1.5時間)、個別サポート(希望に合わせて都度)の実施やクーポンの付与(1生産者あたり購入者が使える500円クーポンを100件配布)などにより、生産者のネット販売におけるサポート(出品支援、電話/SNSグループによる問合せ対応)を実施する。応募はウェブサイトから行える。
さらに、各サイトに出店するすべての佐賀県の生産者を紹介する特設ページを開設。支援期間は、8月1日から10月31日までの3カ月間を予定。
今回の取り組みを通して、生産者の出店・運用スキルの向上を図り、支援期間が終了した後も、新たな販路として定着していくことを目指す。
また、食べチョクは今後複数の自治体との連携を進め、生産者の販路拡大のサポートを強化していく予定だという。
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