ソニーとソニー・ミュージックレーベルズ(SML)は7月29日、SML所属アーティストであるのいきものがかりが、Volumetric Capture(ボリュメトリックキャプチャ)技術を使用した世界初の生配信ライブ「いきものがかり Volumetric LIVE ~生きる~」を、8月2日( 「ワニの日」)に開催すると発表した。
このライブでは、ソニーが開発中のボリュメトリックキャプチャ技術を生配信に初めて活用することで、4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の世界の中に、いきものがかりのメンバーが登場。テーマソング「生きる」を演奏する映像を楽しむことができるというもの。
ボリュメトリックキャプチャ技術は、スタジオを取り囲む数十台のカメラで撮影した実在の人物や場所を、3次元のデジタルデータに変換。任意の方向から見た3D映像として高画質に再現できる技術となっている。実世界を丸ごと撮影し、本来カメラがない視点からの映像や、CGと合成した全く新しい映像表現が可能になるという。
当日は、ソニー本社内に新設された国内最大級のボリュメトリック撮影専用スタジオから生配信を行う。ワニの日を記念したコンテンツの一つとして、いきものがかりのYouTube公式チャンネルならびに、SNSにて20時50分から配信予定。100日後に死ぬワニの原作者であるきくちゆうき氏も背景グラフィックの制作に協力しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」