unerryは7月28日、店舗近辺の曜日・時間帯別の混雑傾向を調べられる「お買物混雑マップ Powered by Beacon Bank」を、各企業向けに提供するプラン「カスタマイズ混雑マップ」を公開した。これにより導入企業は、自社サイトに訪問するユーザーに店舗などの混雑推定情報を提供できるようになるという。
同社では、5月7日によりお買物混雑マップを提供している。7月28日には、スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントストアの4業態について、合計約2万店舗を追加。現在は、全国約4万8000店舗近辺の曜日別時間帯別の混雑情報を掲載している。さらに、連携するヤフーの「Yahoo! MAP」などにも同様の情報を提供している。
新たに提供する企業向けプランは、同社の人流ビッグデータをAI解析し、混雑推定情報を企業ごとに提供するサービス。お買物混雑マップに掲載されている店舗だけでなく、日本国内のさまざまな施設の混雑推定情報を提供できるという。導入企業は、特別なツール導入などの手間もなく、多店舗の混雑推定情報をまとめて自社サイトやアプリで活用できるとしている。
提供方法は、お買物混雑マップと同等のウェブパーツを提供する「パーツ提供プラン」と、混雑推定データを提供して各企業が自由に描画可能となる「データ提供プラン」の2つを用意する(店舗数や業態に応じて月額3万円から)。
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