Qualcommは米国時間7月27日、スマートフォンやタブレット向けの急速充電規格「Quick Charge 5」を発表した。4500mAhのバッテリーを5分で0%から50%、15分で0%から100%まで充電できるという。
Quick Charge 5では、消耗したバッテリーを100Wを超える電力で高速に充電することも可能。2020年第3四半期に、同社のプロセッサー「Snapdragon 865」または「Snapdragon 865 Plus」を搭載するスマートフォンで初めて対応する予定だ。
ほとんどの主力スマートフォンでは、メーカー、機能、端末のサイズにもよるが、バッテリー容量は3000mAh~5000mAhだ。5.8インチのApple製「iPhone 11 Pro」では約3000mAh、6.9インチのサムスン製「Galaxy S20 Ultra 5G」では5000mAhとなっている。
Quick Charge 5は高速充電に加えて、「Quick Charge 4」よりも「70%効率が高く」、摂氏10度低い温度で動作する。
また「Battery Saver」技術と 「Smart Identification of Adapter Capabilities」技術を採用することにより、充電時の安全性や効率性を高め、バッテリーの交換サイクルを延長しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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