Googleのスマートフォン「Pixel 4」には、ユーザーの手の動きをレーダーで捉える機能「Motion Sense」が搭載されている。そのため、タッチパネルに触れることなく、さまざまな操作が可能だ。
これに対し、Motion Senseと同じようなジェスチャー操作を、各種PCやスマートフォン、テレビなどに対して実行できるようにするデバイス「Pero」がクラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場したので紹介しよう。
Peroは、手のひらに装着して使うリング状のデバイス。手と指の動きを検知し、PCやスマートフォンをジェスチャー操作できる。
手の動きは慣性センサーで捉え、16種類の動きを区別する。さらに、手のひら側のタッチセンサーに触れさせる指の本数を1本から3本まで変えることで、合計で48種類のジェスチャーが使い分け可能となる。各ジェスチャーは、マウスポインターの移動、ウィンドウ操作、各種ショートカットなどに割り当てられる。側面に親指で触れる操作でクリックなども実行可能。
操作対象デバイスとはBluetoothで通信する。対応OSは、Windows、macOS、Linux、Android OS、iOS、iPadOS。スマートテレビなども操作できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月20日まで。記事執筆時点(日本時間7月27日16時30分)でキャンペーン期間は23日残っているが、すでに目標金額1万ドル(約105万円)の4倍を上回る約4万5000ドル(約474万円)の資金を集めている。
Peroの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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