豊田通商とJOLEDは7月20日、商談用として「JOLED デモルーム品川」を豊田通商東京本社内に共同で開設したと発表した。医療用モニターに採用されている22型4K液晶有機ELディスプレイから車載用、フレキシブル円筒形など、ラインアップが一堂にそろう。
JOLEDでは、印刷方式有機ELディスプレイの量産工場となる「JOLED能美事業所」(石川県能美市)にもデモルームを設けており、今回が2拠点目。JOLEDの主要株主の1社であり、パネル販売なども担う豊田通商東京本社内に構えた。
デモルーム内には、22、27、32インチの有機ELモニターをはじめ、22インチの円筒ディスプレイ、14インチのフレキシブルディスプレイなどを展示。コンセプトモックなど、開発品も並べられている。
商談用のため一般公開はしておらず、有機ELディスプレイに関心がある企業などに向けて公開する。デモルームの設置期間は限定しておらず、新たな開発品などが完成した場合には、入れ替えも考えているとのことだ。
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