パナソニックホームズは7月17日、新型コロナウイルス対応を機に増加するテレワークのニーズを取り込んだ、IoT賃貸住宅「YOUR MAISON(ユアメゾン)」の「テレワークプラン」を、7月18日より展開すると発表した。
パナソニックが実施した、テレワークに関する調査によると、テレワークの条件として、インターネット環境や個室など、仕事に集中できる環境への要望が多くあったという。また、住居形態別の調査では、自宅における仕事の場所は、賃貸マンション・アパート入居者の場合、リビングダイニングが6割を占め、戸建住宅や分譲マンションに住む人と比べて多くなっており、必ずしも仕事に集中できる環境ではないと推測できる。
今回のテレワークプランは、部屋の一部にカウンターデスクを設えたオープンタイプや、ディンクス・ファミリー向けとして、個室・半個室タイプのワークスペースなど、さまざまなタイプを用意。最大1ギガbpsの賃貸住宅向けシェア型インターネットサービス「iのぞみネット by PH光」も備え、入居当日から利用できる。
専用アプリにより、外出先からエアコンや照明、給湯機や電動シャッターなど、スマートフォンから操作が可能。スマートスピーカーと連動させれば、音声での操作も可能だ。
居室の壁クロスや床には、抗菌仕様の仕上げ材を使用し、たばこ臭やペット臭、調理臭など、生活シーンで臭いの気になる場所には、天井埋込形ナノイー(nanoe)発生機「エアイー」、「エアイーX」を備える。
共用部には、スマートフォンと連動する、非接触でのメインエントランスのオートロックや、玄関ドアの施解錠ができるスマートキーシステム、宅配業者と非対面で荷物の発送も可能な、スマート宅配ロッカーを用意している。
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