新型コロナウイルスによって、私達の生活は以前と異なるものへと変貌を遂げた。本稿ではいわゆる「新しい生活様式」をサポートしてくれる、便利グッズの数々を紹介する。今回は、吊り革に直接触れずに握れるアタッチメント「MAMOTTE」(1280円)を紹介しよう。
緊急事態宣言が解除されて以降、電車の中では、席の間隔を空けて座る光景があちこちで見られる。「密」を避けるという意識からか、短い区間ならば座席を埋めることなく、吊り革を握って目的地まで立ったまま過ごすという新習慣が、じわじわと浸透しつつあるようだ。
ここでネックになるのは吊り革だ。電車にせよバスにせよ、吊り革は不特定多数が触れるだけに、お世辞にも衛生的とは呼べない。接触面積をなるべく減らすために指1本だけを引っ掛けるように持ったり、あるいは吊り革本体を持たずに上部のベルトを握ったりと、あれこれ工夫している人も少なくないはずだ。
こうした場合におすすめなのが、今回紹介する守っ手(MAMOTTE)だ。これは、吊り革を握る時に手に取り付け、それらに直接触れずに済ませるためのアタッチメントだ。これひとつ持っていれば、吊り革はもちろん、ドアノブなどを気兼ねなく握ることが可能になる。
上部にはリングがあり、そこに手の中指を通した状態で、吊り革などを挟んで持つ。吊り革やドアノブと接触するのはあくまでもグリップの内側なので、手が直接触れることはない。使用後にそのままバッグに放り込んでも、うっかりグリップの内側に触れない限りは、衛生的というわけだ。
吊り革やドアノブ以外で個人的にオススメしたいのが、スーパーの買い物かごの取っ手を持つ用途だ。買い物カゴは多くの人が使用するだけに、たとえスーパーの入り口に消毒用アルコールが設置されていても、触れるのがためらわれる場合がある。本製品があれば、こうした悩みも一挙解決というわけだ。
軟質樹脂を使用しているため、握る取っ手の部分が本製品の幅より大きくても柔軟に対応できるほか、傷をつけにくいのも利点だ。またサムターンを回す用途などにも使えるなど、汎用性は高い。Amazonなどでも購入可能になっているので、通勤で吊り革を持つ機会が多い人を中心に、おすすめしたいアイテムだ。
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