「私を野球に連れてって(Take me out to the ball game)」という有名な曲があるが、お目当ては野球よりもロボットのチアリーダー、なんてことが起きるのかもしれない。7月7日、Boston Dynamicsの有名なロボット犬「Spot」と、彼らの同胞たる人型ロボット「Pepper」が日本の野球チームを応援する様子が公開された。しかも、それぞれ1台だけではない。公開された動画には、ロボットが集団でユニフォームを着用し、球団旗をはためかせ、Spotに至ってはお尻フリフリダンスを披露する様子が映っている。
動画は福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス戦の一幕で、ロボットたちはソフトバンクグループ所属のホークスを応援している。
同社は2017年にBoston DynamicsをGoogleから買収しており、ロボットは身内のチームを応援しているというわけだ。新型コロナウイルスの影響で無観客開催となった試合だったが、ロボットが人間の代わりにスタンドを盛り上げた。
ロボットたちは7月を通して応援を披露する。彼らのダンスはそれほどうまくは見えないが、侮るなかれ、上達のために特訓中だという。
「日々練習を重ねています」というPepperのコメントがソフトバンクロボティクスのウェブサイトで紹介されている。
Spotが欲しい人にはうれしいことに、なんとわずか7万4500ドル(約800万円)で購入できるという。もっとも、個人向けの販売はされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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