センスタイムジャパンと南紀白浜エアポートは6月3日、空港内緑地帯における、草刈り自動化の有効性などを検証する実証実験を実施すると発表した。
同実証実験は、南紀白浜エアポートが運営する南紀白浜空港において、センスタイムが開発中の画像認識技術を活用。空港敷地内の草刈り作業の自動化および、無人化を目指すものとなる。
南紀白浜エアポートでは、施設の維持管理にIoTを活用した先進空港を目指しており、今回の取り組みもその一環として推進している。
空港内緑地帯の草刈りは、空港運用時間の終了後(航空機の離発着が行われていない時間帯)にしか実施できないため、作業が深夜の時間帯に限定限定される。
そのため、作業員確保や夜間作業中に発生する空港施設(標識や航空灯火設備など)の破損などが大きな課題となっていた。
南紀白浜エアポートによると、同取り組みが実用化することで、空港施設への衝突を確実に回避した草刈りが無人行えるようになり、空港の効率的な運営を実現するという。
また、センスタイムは、定期的な草刈りを必要とする用途に最適化した汎用画像認識技術を開発し、草刈り機メーカーあ芝生業界などへの提供を目指す。
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