農林水産省は、国産農林水産販売を行うECサイトの配送費を支援する「インターネット販売推進事業」をスタートした。ECサイト「食べチョク」「豊洲市場ドットコム」「技わざ」「食卓から応援!食べてつなげよう支援の輪」らが参画している。
なお、現段階では、牛肉や果物・野菜、水産物、茶、花きなどが対象になっており、各サイトにある対象商品を購入すると、送料が無料になる。
新型コロナウィルスの影響を受け、在庫の滞留や売上の減少などが顕著な食材の販売促進を目的としたもの。5月25日に緊急事態宣言の全国における解除が発表されたが、生産者の売上はすぐに回復するものではない。少しでも早い復興を支援する狙いがある。終了時期については未定としており、同プログラムは予告なく終了する可能性があるという。
このほか、食べチョクを運営するビビッドガーデンは、小田急電鉄と提携し、神奈川県の医療機関にキャンピングカー、車内用シーツなどのリネン、食料・飲料などを届けて支援するプロジェクト「バンシェルター」への参画も発表している。
同社によると、医療従事者が快適な空間で待機や休憩をするための「産直オリジナル食品」を、5月28日より順次、神奈川県内の医療機関に提供するという。
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