ソニーは5月26日、重低音再生の「EXTRABASS」シリーズ初の完全ワイヤレスモデル「WF-XB700」(想定税別価格:1万5000円前後)とスポーツモデル「WF-SP800N」(同:2万4000円前後)を発表した。発売は6月6日から順次。
WF-XB700は、ヘッドホンやイヤホンなどをラインアップする重低音シリーズ。完全ワイヤレスイヤホンのハイエンドモデル「WF-1000X M3」同様の装着設計により、左右同時伝送方式による安定した接続や、耳の3点で本体を支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー構造」により、外れにくく、耳元に漏れこむ騒音も低減する。
本体にはIPX4相当の防滴性能を備え、汗や突然の雨などでも安心して使える。USB Type-Cケーブルで充電ができ、本体のみで9時間、ケース充電も含め合計18時間の長時間バッテリーを搭載したほか、10分充電で60分の再生ができる「クイック充電」機能にも対応する。
12mmのダイナミックドライバを搭載し、EXTRABASSシリーズならでは迫力あるビートとクリアな中高域を再現。対応コーデックはAAC、SBCになる。
WF-SP800Nは、IPX5相当の防水と防塵性能を備えたスポーツ用モデル。独自の「アークサポーター」を備え、耳にしっかりフィットするため、激しく動いても外れない安定した装着感を実現する。
6mmのダイナミック型ドライバーを搭載し、再生音は、EXTRABASSサウンドにより重低音を強化。ノイズキャンセリングと外音取り込み機能を搭載し、集中したいジムでのワークアウトや、周りの音も聞く必要がある外でのランニングなど、シーンに応じて使い分けられる。
専用アプリ「Headphones Connect」内の「アダプティブサウンドコントロール」を使えば、行動パターンやよく行く場所から、プリセットを自動的で選択。止まっている時はノイズキャンセリング、走っている時は外音取り込み、など事前に設定しておけば自動で切り替える。
左右同時伝送方式を採用するほか、最大18時間の使用が可能。10分の充電で60分の再生ができるクイック充電にも対応する。イヤホンを外したら、自動で音楽が停止する「装着検出機能」に加え、片耳使用、ハンズフリー通話にも対応可能だ。
同様に、左右のイヤホンをケーブルでつないだネックバンドタイプの「WI-SP510」(同:9000円前後)とヘッドホン「WH-CH710N」(同:1万4000前後)も発表した。
WI-SP510は、EXTRABASSサウンドを採用したほか、IPX5相当の防水性能を備えたスポーツモデルで、SP800N同様にアークサポーターによる安定した装着案を実現する。フル充電時で15時間の使用が可能。クイック充電機能も備える。
WH-CH710Nは、フィードフォワードマイクとフィードバックマイクを搭載したデュアルノイズキャンセリング機能を搭載。周囲の音を取り込める、外音取り込みモードを備えたほか、35時間の再生に対応する長時間バッテリーを内蔵する。
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