Googleは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応にあたる医療従事者や救急隊員、そのほかエッセンシャルワーカーの活動を支援するため、COVID-19対応者向け特別プランの用意されているホテルを、検索サービスと地図サービス「Google Maps(Googleマップ)」の検索結果で表示開始した。
この取り組みにより、COVID-19対応者を無料または割引料金で宿泊させるホテルが、検索で見つけやすくなった。たとえば、「ニューヨークにあるエッセンシャルワーカー向けホテル」を検索するか、「ニューヨークのホテル」で検索してから「COVID-19対応者向けの部屋」で絞り込めば、対象地域にあるそうしたホテルがリストアップされる。検索結果から電話をかけると、詳細を問い合わせたり予約したりできる。
医療従事者などのなかには、同居している家族などへ感染させることを恐れ、職場の近くにあるホテルを利用している人がいる。Googleは、この取り組みがそうした人々の安心につながるとみている。
検索結果への反映は、まず米国と英国で始めた。今後、早急に世界各地のサービスへも反映させる予定。
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