Facebookは7月にオフィスを再開し、一部の従業員の出勤を許可する際に、検温やマスクの着用、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を求めるという。Bloombergが米国時間5月19日に報じた。また、オフィスで働く従業員の数を定員の25%以内に制限するという。
Bloombergによると、Facebookは世界各地の従業員に対し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中で、どのようにオフィスを再開する計画であるかを説明した。この計画は他のテクノロジー企業のひな形となり、こうした企業で働く従業員の職場環境の形となっていくかもしれない。
Facebookの広報担当者は、Bloombergが報じた内容について認めた。
Bloombergの記事によれば、Facebookは従業員間の接触を抑制するため、複数の勤務シフトを設けるほか、会議室の利用人数を制限する。仕事をするスペースの間には6フィート(約1.8メートル)の間隔を設ける。食堂はカフェテリア形式ではなく棚に並んだ食事を持ち帰る形に変更する。また、部外者の訪問を禁止するという。
Facebookは5月に入り、従業員の多くに2020年末まで在宅勤務を許可すると社内向けに通知した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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