トランプ米大統領、ファーウェイ製品調達禁止の大統領令を1年延長

SEAN KEANE (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉 (ガリレオ) 編集部2020年05月18日 10時13分

 華為技術(ファーウェイ)は少なくとも2021年5月まで、Googleなどの米国企業とのビジネスが困難になる可能性がある。Donald Trump米大統領が2019年5月に出した大統領令の期限を延長したからだ。この大統領令は米国企業に対し、国家安全保障上のリスクがあると考えられる企業が製造する通信機器の購入を禁じている。

 米国は、スマートフォンやネットワーク機器を製造するファーウェイが、中国政府と緊密につながっているとし、同社の機器が他の国々や企業へのスパイ活動に利用される恐れがあると懸念している。米商務省は、Trump大統領がファーウェイを米国の通信ネットワークから実質的に排除する大統領令に署名したことを受け、ファーウェイをブラックリストに追加した。

Donald Trump米大統領
提供:Brendan Smialowski/AFP via Getty Images

 大統領令の期限延長を受け、商務省は一部の米国企業がファーウェイと取引するのを許可する一時的ライセンスを再び延長した。期限は8月13日までで、こうした延長はこれが最後になるとみられる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]