国産のWeb会議システム「Calling」を提供するネオラボは5月15日、オンライン健康相談・オンライン診療サービスのプラットフォーム「Calling for Telemedicine」(β版)の提供を5月22日から開始すると発表した。正式版は、今夏を予定している。
同サービスは、オンライン健康相談・オンライン診察を行うために必要な「予約・本人確認・事前問診・診察・決済・処方箋発行」を一気通貫で実施できるのが特徴。
そのため、新型コロナウイルスの感染が疑われる人でも、専用アプリを通じて健康相談や診察が可能となる。
また、オンラインの事前問診やチャットでの質問などに対応するため、診察時間の短縮にも役立つという。さらには、複数人での同時参加もでき、患者の家族も遠隔で診療内容を把握可能。
同社によると、厚労省が公表した「新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いについてに関して」のガイドラインに準拠しており、保険適応のサービスも実施しているという。
なお、サービス開始に先駆けて、MASAI Medicalが5月15日より受け付けを開始するオンライン診療とPCR検査サービスの「MedLab -メドラボ-」において、Calling for Telemedicineの導入が決定。既に、クリニックへの導入が40社ほど決まっているという。
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