クックパッドは5月7日、住宅のキッチン環境をより良くする「たのしいキッチン」プロジェクトにおいて、新たに毎日の料理が楽しみになる住宅開発事業「たのしいキッチン住宅」を開始すると発表した。
たのしいキッチン住宅では、同社と住宅事業者が提携し、キッチン環境の充実にフォーカスした住宅開発を実施する。また、分譲・賃貸、リノベーション・リフォームなどさまざまな形態での提携を予定。
第一弾として、グッドルームと提携し、賃貸オーナー向けに「たのしいキッチン住宅 賃貸リノベ」の提供を開始する。
自社大工を抱え、リノベーション施工実績4000軒以上のグッドルームと物件の価値を高めるリノベーションに取り組むという。
また、たのしいキッチン住宅 賃貸リノベの提供開始に先立ち、モデルケースとして、駒沢大学の単身〜ふたり暮らし向け住宅、大久保の25平米の単身向け住宅のリノベーションを実施した。
同住宅は5月7日より入居者の募集を開始しており、同社が運営するたのしいキッチン不動産の物件詳細ページより、内見の申込みが可能。
駒沢大学のたのしいキッチン住宅は、単身には少し広めで、ふたり暮らしにも対応可能な42平米の1LDKに、195cmと広めのキッチンを設置。片付けを気にせず料理が楽しめるように、賃貸住宅ではファミリー向けや高級物件に入っていることが多いビルトイン食器洗い乾燥機も導入している。
大久保のたのしいキッチン住宅は、キッチンが狭くなってしまう25平米の1Kという間取り。まな板の置き場に困るような調理スペースで悩まされることが多いが、キッチンの横に約100cmのカウンターを設置することで、調理台としても使えるように配慮。シンクはコンパクトだが、2口コンロとカウンターを組み合わせることで料理が楽しめるようになっている。
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