日本コカ・コーラは4月13日、同社が設置する「マルチマネー対応自動販売機」において、4月よりVisa・Mastercard・JCB・American Expressのタッチ決済(コンタクトレス決済)に対応すると発表した。
マルチマネー対応自動販売機は、現金だけではなく複数の電子マネーが利用可能な自動販売機。電子マネー読み取り用のパネルと、電子マネーアクセプタンスステッカーが目印となっており、2020年4月現在、国内で17万台設置されている。
コンタクトレス決済への対応により、マルチマネー対応自販機のリーダーに非接触対応のカード(クレジット・ デビット・プリペイド)をタッチするだけで、サインや暗証番号入力を必要とせず製品が購入できるようになる。
同社では、2002年4月に携帯電話の赤外線技術を活用した「Cmode自動販売機」(2011年にサービス終了)の全国展開を開始し、2007年には複数の電子マネーに対応した「マルチマネー対応自販機」の導入を開始。2019年には、公式アプリ「Coke ON」を活用したキャッシュレス決済サービス「Coke ON Pay」も開始している。
日本コカ・コーラでは、2020年内に全国1万台の対応自販機の設置を見込んでいる。
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