T-Mobileは米国時間4月1日、2年前から進めてきたSprint買収の手続きを完了したことを発表した。この完了により、米国第3位と第4位の無線通信事業者の統合を進める準備がようやく整ったことになる。
T-MobileとSprintの資産が統合されれば、全米に5G網を展開するための両社の取り組みが一気に加速化される。統合後の企業は存在感を高め、両社よりも規模の大きなVerizon WirelessとAT&Tに対する競争力を強化できるはずだ。
「この異常な状況下で、われわれが生きるこの世界にとって、性能と信頼性に優れたネットワークがいかに重要であるかがきわめて明白になった」と、T-Mobileのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)を務めるMike Sievert氏は、買収完了を発表する声明の中で述べた。
今回の発表とともに、当初5月1日に退任予定だったJohn Legere氏に代わって、予定よりも1カ月早くSievert氏がT-MobileのCEOに就任することも明らかにされた。Legere氏は取締役の任期が切れる6月までT-Mobileにとどまる予定。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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