HIKKYは4月10日から12日の3日間、バーチャルリアリティ(VR)空間上での同人誌即売会「ComicVket 0」(コミックブイケット ゼロ)を開催する。バーチャルリアリティ向けヘッドマウントディスプレイなどのVR機器のほか、スマートフォン、PCからでも参加できる。
これはVR空間上の会場に人気漫画家やイラストレーターがブースを出展。来場者は気に入った作品を購入することができるというもの。VRChatやclusterなどといったソーシャルVRプラットフォーム内特設ワールド(バーチャル空間)で開催する。参加予定の漫画家、イラストレーターは80人程度を予定。なお今回は急遽開催を決定したため、出展者の公開募集は行っていないという。
ComicVket 0の開催は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う一斉臨時休校や不要不急の外出自粛の呼びかけを受けさまざまなイベントが開催中止、延期になるなか、同人誌即売会を自宅でリアルに楽しめる環境を提供したいと考え、急遽決定したものという。
HIKKYは、来場者が会場に展示された3Dアバターや3Dモデルなどを自由に試着、鑑賞、購入できるVR空間上の展示即売会「バーチャルマーケット」を展開。2019年に開催した「バーチャルマーケット3」では、8日間で世界中から延べ約71万人が参加したという。ここで培った運営ノウハウをもとに開催し、3日間で延べ1万人以上の来場を見込むとしている。
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