グループコラボレーションプラットフォームSlackの最高経営責任者(CEO)Stewart Butterfield氏によると、近くユーザーが「Microsoft Teams」の利用者とコミュニケーションを取ることができるよう、通話機能を連携させる可能性があるという。Slackは既に「Outlook」「OneDrive」「SharePoint」など複数の「Microsoft Office」サービスと統合されている。
CNBCによると、Butterfield氏は米国時間3月26日、RBC Capital Marketsとの電話の中でこの件について明らかにした。同氏は、利用できるようになる時期については示さなかったとCNBCは報じた。
筆者はMicrosoftに対し、このような種類の通話機能の統合でSlackと連携しようと取り組んでいるのか、Slackが一般提供されているプログラミングインターフェースを使用して実現するのかと問い合わせた。Microsoftの広報担当者は、「現時点でこれ以上共有できる情報はない」と述べた。Slackにも同様に問い合わせたところ、Slackの広報担当者は、一般提供されているAPIを使用してこの統合を実現すると述べた。
Microsoftは最近、Teamsのデイリーアクティブユーザー数(DAU)が4400万人に達したことを明らかにした。Slackは2019年10月に1200万DAUを達成したと発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」