Google傘下のYouTubeは米国時間3月24日、同社サービスからストリーミング配信するすべての動画の画質を約1カ月間、世界中のどの地域にいるユーザーに対しても標準画質にすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が加速し、重要な情報源でありかつ娯楽の手段でもあるインターネットの利用が高まる中、世界全体のネットワーク負荷を軽減するのが狙い。
YouTubeの声明によると、動画のデフォルト設定を「標準画質」にするこの措置は24日から全世界で実施され、約30日間継続される予定。なお欧州では、先週から既にこの措置が実施されている。
YouTubeの月間アクティブユーザー数は現在約20億人に達しているが、同社では新型コロナウイルス感染拡大の影響について、需要のピークはそれほど変わっていないが、利用パターンに変化が見れるとし、具体的には自宅から利用するユーザーが増えた結果、需要のある時間帯が長くなったいっぽうでピーク時のトラフィック量は低下していると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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