アットホームは3月23日、3月より、同社加盟店が公開・募集した物件情報を集計・編集した「アパート・マンション統計データ」を、全国の不動産会社と不動産関連企業に対し、提供を開始したと発表した。
本データは、全国5万7000店舗以上のアットホーム加盟店が公開・募集したアパート・マンションの情報を、日本統計センターが構築・集計したもの。賃料や専有面積、平米単価、募集期間、築年数などの平均値を把握できる。
集計対象としたのは、「ATBB」と「不動産情報サイト アットホーム」で取り扱う、賃貸マンションと賃貸アパート、新築、中古を含む売マンションと売リゾートマンションで、公開日が集計対象年の5月1日から翌年4月30日までの期間のもの。都道府県単位に、ExcelまたはCSV形式で提供する。自社で利用している地理情報システム(GIS)などに本データを取り込み、活用することも可能だ。
アットホームでは、賃料設定時の裏付けや、投資の際のエリア選定、空室リスクを考慮した借上げエリアの検討、新規アパート・マンション建設時のエリア検討など、不動産仲介、管理業務に加え、不動産に関わるマーケティング分析での活用を想定している。
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