Volkswagen(VW)のVolkswagen Commercial Vehicles(VWCV)部門は、旧型マイクロバス「T1 Samba Bus」(愛称「Bulli」)をベースとする電気自動車(EV)コンセプトカー「e-BULLI」を発表した。今後、T1のEV化サービスや、EV化済みT1の販売を開始する計画。
e-BULLIは、1966年製T1 Samba BusをEV化したもの。VWCVが、EV化サービスを手がけているeClassicsの協力を得て改造した。VWとeClassicsは、小型自動車「Volkswagen Beetle」のEV化モデル「e-Beetle」も共同開発している。
バッテリ容量は45kWhあり、フル充電で200km以上の走行が可能という。CSS(Combo)方式の充電システムを採用し、22kWのAC充電、50kWのDC充電に対応。DC高速充電だと40分でバッテリ容量の80%まで充電できる。
VWは、これまでも「Microbus Type 2」をEV化したり、Microbus Type 2のデザインを踏襲したEVコンセプトカー「Type 20」を披露したりしてきた。ただし、いずれも市販目的の車両でなかった。
これに対しe-BULLIは、既存のT1のEV化サービスという形で入手できる。価格は6万4900ユーロ(約766万円)から。さらに、eClassicsは「T2」「T3」のEV化サービスも提供する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス