ドワンゴは3月11日、4月18日と19日に幕張メッセにて開催予定としていたイベント「ニコニコ超会議2020」ならびに「闘会議2020」を中止すると発表した。
ニコニコ超会議は「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトとして、2012年から毎年春に開催している大型イベント。闘会議は、その超会議からゲームコンテンツにフィーチャーし、特化する形で独立。2015年から開催し、2017年から2019年まで「ジャパン アミューズメント エキスポ(JAEPO)」と合同で開催していた。
中止の理由として「新型コロナウイルス感染症の拡がりにともない、政府からのイベント自粛方針および、超会議に関わるすべてのお客様、関係者の安全を考慮」と説明。また「例年『ニコニコ超会議』『闘会議』はさまざまな協賛・出展各社や、協力会社、クリエイター、何より多くのニコニコユーザーの皆様のお力をお借りして成立しているが、これ以上イベント開催についての決断を遅らせることで、さまざまな関係者の方にご迷惑をおかけしてしまうことから、開催中止の判断とさせていただいた」としている。
なお、4月12~19日の計8日間にわたって「ニコニコネット超会議2020」と題した、リアルイベントに代わるネットイベントを開催することを発表。超会議の人気ブースやネットで話題のコンテンツ、中止となったライブイベントなどを集合させた、日本最大のインターネットの祭典を目指すとしている。また4月18~19日は幕張メッセ・イベントホールから、伝統芸能と歌舞伎と最新技術が融合した「超歌舞伎 Supported by NTT」、最新の技術を用いたバーチャルキャラクターによる音楽ライブ「VTuber Fes Japan」「VOCALOID Fes」の生放送を行うとしている。
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