アルヒは3月10日、Cocoliveと業務提携契約を締結したと発表した。3月3日より新サービスの提供を開始している。
アルヒは、同社の住宅ローン「ARUHI フラット35」への本申込に先立ち、運転免許証の写真アップロードと8項目の入力のみで与信判断をする「家探し前クイック事前審査」を運用。申込情報や審査結果等を不動産事業者に共有するためのサービスとして、「家探し前クイック事前審査Pro」を提供している。
一方のCocoliveは、住宅・不動産業界向けマーケティングオートメーションツール「KASIKA(カシカ)」を提供。今回の提携では、KASIKAに家探し前クイック事前審査Proの機能を追加し、新サービスとして提供を開始した。
これにより、KASIKAを導入している不動産事業者の営業担当者は、自身の担当する顧客が家探し前クイック事前審査を利用した際、顧客と同じタイミングで申込情報や審査結果等を確認でき、より効果的な営業活動が可能となる。なお、申込情報や審査結果等の情報共有は、担当の不動産事業者へ共有することに同意した顧客のみの情報となる。
アルヒは今回の新サービスを、不動産事業者に対して導入および活用を促すことで、アルヒが提携する不動産事業者の顧客ニーズの可視化や、成約率向上に貢献するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」