Microsoftは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への懸念から、数週間後に控えた年次カンファレンス「Most Valuable Professional(MVP)Global Sumit 2020」をオンラインのみのバーチャル(仮想)カンファレンスとして開催すると発表した。これまでにも、各社のイベントやカンファレンスが複数中止となっている。
Microsoftは米国時間3月2日より、イベントをバーチャルカンファレンスとするとの通知を開始した。MVP Global Summitは、アクティブに活動するMicrosoft MVPを対象に、技術セッションやフィードバックセッションなどが実施され、複数日に渡って行われるイベントだ。2020年はワシントン州のベルビューとレドモンドで3月15〜20日に開催される予定だった。
またMicrosoftは、COVID-19の影響で開発者向け年次カンファレンス「Build 2020」を中止するかどうかについてはまだ発表していない。Build 2020は5月19〜21日に開催される予定だ。
新型コロナウイルスはグローバルなサプライチェーンや消費者の需要に影響しているようだ。Microsoftは先週、中国などのサプライチェーンが「通常通りの運用に戻るペースが予想していたよりも遅くなっている」ため、「Windows」のOEMと「Surface」にマイナスの影響が及び、More Personal Computing部門の売上高ガイダンスを達成できない見込みだとしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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