鹿島建設、土木工事現場へソフトバンクの四足歩行ロボット「Spot」を導入

 鹿島建設は、ソフトバンク傘下のBoston Dynamicsが開発してきた四足歩行ロボット「Spot」を、土木工事現場の各種作業に使用する目的で導入した。

鹿島建設が土木工事現場へロボットを導入(出典:ソフトバンクロボティクス)
鹿島建設が土木工事現場へロボットを導入(出典:ソフトバンクロボティクス)

 Spotは、4本の足を備え、犬のように歩いて移動するロボット。Boston Dynamicsは、すでに出荷を開始しており、SDKも公開済みだ。

鹿島建設は、工事現場での巡視、工事の進捗管理、安全管理といった業務でロボット活用の可能性を検証するため、神奈川県で建設中だった横浜環状南線の釜利谷ジャンクションにおいて、トンネル工事現場でSpotの実証実験をした。Spotを制御室から遠隔操作し、搭載されていた360°カメラで切羽の写真撮影やポンプメーターなどの計器点検に使用。あらかじめ設定したルートに沿って自律歩行する機能を用い、坑内巡視にも使った。
トンネル工事で実証実験(出典:ソフトバンクロボティクス)
トンネル工事で実証実験(出典:ソフトバンクロボティクス)

 実験の結果から抽出された課題を参考に、Boston Dynamicsとソフトバンクロボティクスが悪路歩行性能の確認、インターフェイスプログラムの改良などを実施。これを受け、鹿島建設は2019年12月に工事現場へ導入した。

 今後は、坑内測量業務や安全管理のための巡視業務などを実証実験する。さらに、急傾斜地すべり地帯での調査や測量といった危険な作業での使用も検討していく。

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