無線通信用チップで世界最大手のQualcomm Technologiesは米国時間2月25日、12月に発表された新プロセッサー「Snapdragon 865」を搭載する5G対応デバイスとして、70超の機種が開発されていると述べた。
サムスンの新たな「Galaxy S20」シリーズやソニーの「Xperia 1 II」など、これまでに発表されている5Gデバイスのほか、新たに発表されたVivoのコンセプトスマートフォン「APEX 2020」や欧珀(オッポ)の「Find X2」、Nubia Technologyの「Red Magic 5G」などだ。そのほか、ASUSTeK Computer(ASUS)の「ROG Phone 3」「ZenFone 7」、Realmeの「Realme X50 Pro」、小米科技(シャオミ)の「Redmi K30 Pro」、Lenovoのゲーミングスマートフォン「Legion」、シャープの「AQUOS R5G」、シャオミの「Mi 10」「Mi 10 Pro」、ZTEの「Axon 10s Pro」などがある。
Qualcommのモバイル担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、Alex Katouzian氏は声明の中で次のように述べた。「Snapdragon 865は2020年、世界中で膨大な数のスマートフォンユーザーが5Gを利用できるよう支援し、高速ゲーミングなどの没入感のあるモバイル体験、複数のカメラによるインテリジェント撮影、1日中持続するバッテリーの実現を一層進めていく」
Qualcommは「Mobile World Congress(MWC)2020」で発表する予定だったが、MWCは開催中止となった。同社は25日、サンディエゴの本社からライブストリーミングで発表を配信した。
QualcommのプレジデントCristiano Amon氏は25日、Snapdragonチップについて「5Gに最適なプラットフォーム」になったとし、「Snapdragonはさらに、5Gを世界中に拡大するプラットフォームになるだろう」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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