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首里城が8KのVR映像でよみがえる--焼失前にJTBが撮影、KDDIら4社がコンテンツ化

西中悠基 (編集部)2020年02月06日 08時00分
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 KDDI、沖縄セルラー アグリ&マルシェ、JTB沖縄、日本トランスオーシャン航空は2月14日、首里城の復興応援企画として、炎上前の首里城を360度VR映像で体験できるコンテンツを提供すると発表した。

VRゴーグルによる首里城体験コンテンツを提供
VRゴーグルによる首里城体験コンテンツを提供

 本コンテンツは、JTBが撮影したVR映像で、炎上前の首里城内外を観覧できるもの。沖縄県の世界遺産プロモーション事業の一環として撮影した映像を、KDDIグループが編集、再現した。また、KDDIがVRゴーグルを、日本航空グループの日本トランスオーシャン航空(JTA)が簡易型の箱形ゴーグルを、それぞれ提供する。

視聴できるVR映像
視聴できるVR映像

 映像は、那覇空港、首里城公園内のインフォメーションセンター「首里社館」、沖縄県観光情報センターの3カ所で体験が可能。さらに「au SHINJUKU」などKDDI直営の一部店舗でも、順次コンテンツを提供していく。

JTAが提供する箱形ゴーグル
JTAが提供する箱形ゴーグル

 KDDI系列会社である沖縄セルラーアグリ&マルシェの代表取締役社長を務める國吉博樹氏は、「首里城が炎上した直後から影響が出るとの懸念があったが、2週間後には周辺施設の売り上げが8~9割減少した」と説明。首里城周辺の活性化に向けた取り組みの1つとして検討したのが、このコンテンツだと語った。

 このコンテンツで使用する映像は、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の登録20周年を記念した、沖縄県の世界遺産プロモーション事業の一環として撮影していたもの。8Kの高精細な360度映像で、焼失前の首里城外観や正殿内部の記録が残されていた。

 今回はこれをKDDIが再編集し、コンテンツとして提供。かつての首里城を体験してもらうことで、復興支援の寄付や、周辺施設の活性化に繋げる狙いだ。また國吉氏は、「要望があれば、JTAの箱形VRゴーグルを、近隣施設に提供することもスタートしていきたい」と語った。

炎上した首里城
炎上した首里城
正殿と北殿は全焼し、画像右側の南殿もほとんどが焼失した
正殿と北殿は全焼し、画像右側の南殿もほとんどが焼失した
JTAでは他にも、首里城の特別塗装機などの復興支援を実施している
JTAでは他にも、首里城の特別塗装機などの復興支援を実施している

 取材協力:KDDI

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