聖隷浜松病院は、メドレーが提供するオンライン専門外来ネットワークシステム「CLINICS」を用いて、「がん診療に関するオンラインセカンドオピニオン外来」を開始した。
同院は、2019年6月に「てんかんセンターオンライン専門外来」を開設しており、200床以上の急性期病院においては、静岡県内初の取り組みになる。
セカンドオピニオン(直訳:第二の意見)は、現在の担当医(主治医)からの病状や治療法について、他の医師の意見を聞き、自身の病気にはどの治療法が良いのかを選択することを示す。
同外来では、他の医療機関に受診している患者に対して、診断や治療に関する意見を同院医師(医長以上の医師)が提供する。
なお、同院のセンドオピニオンでは、「来院」と「オンライン」の2つの方法が用意されているが、がん診療に関するオンラインセカンドオピニオン外来では、PCやスマートフォンを利用し、専門医にビデオ通話で相談する外来方法となる。従って、治療・検査・投薬は実施しない。
同院によると、かかりつけ医とは別の医療機関で病状や治療法について、第二の意見(セカンドオピニオン)を聞きたい人が対象だという。
また、対応する診療科については、呼吸器内科(中村秀範医師)、上部消化管外科(鈴木一史医師)、肝胆膵外科(山本博崇医師)、乳腺科(吉田雅行医師)、泌尿器科(米田達明医師)、耳鼻咽喉科(岡村純医師)、腫瘍放射線科(野末政志医師)の7科が対象。
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