JR東、ICカードとQRコード乗車券に対応した「タッチしやすい自動改札機」で実証実験

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は1月29日、ストレスなく利用できる改札機を目指し、「タッチしやすい改札機」の実証試験を実施すると発表した。

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ICカードタッチ部とモニター部が斜めに配置されている

 タッチしやすい改札機は、ICカードとQRコードという2パターンの乗車券に対応。ICカードタッチ部とQRコード読み取り部を判別しやすいように分離したほか、車いすの利用者や子供がタッチしやすいようにICカードタッチ部とモニター部を斜めに配置しているのが特徴。QRコード読み取り部も視認性とかざしやすさに配慮して配置した。

 同実験は、「新宿駅 新南改札」(2月1日〜9月30日)と「高輪ゲートウェイ駅 改札」(3月14日〜9月30)で実施。また、それぞれ5月10日までの期間を「ICタッチ部実証試験」、5月11日〜6月30日の複数日を「QR実証試験」の期間と設定。「斜めに配置したICカードタッチ部」と「QRコード読み取り部」のタッチしやすさをはじめ、改札通過への影響を幅広く評価する。

 また、7月〜9月は試験予備期間としており、実証試験終了後の10月に同改札機を順序撤去予定という。

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