東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月21日、東京駅構内にシェアオフィス「STATION DESK 東京丸の内」をオープンした。ワークスタイルに応じて座席を選べるのが特徴で、働き方改革や生産性向上をサポートする。
JR東日本では、8月から駅ナカシェアオフィス事業「STATION WORK」を開始。電話ボックスタイプの「STATION BOOTH」を、東京駅や新宿駅などに設置している。今回開設したのは、「STATION DESK」の1号店となるもの。場所は東京駅丸の内地下南改札外すぐとなっている。
STATION BOOTHではクイック利用に最適なものとなっていたが、STATION DESKではリラックスしながらの作業、あるいは作業に没頭したり考え事をしたいなどの、ワークスタイルにあわせて、ソロワークに集中できることが特徴。6タイプのシートが用意されており、どれもパーテーションで区切られている。JR東日本側では、STATION WORKを「働く人の1秒を大切に」というコンセプトで展開しており、STATION DESKでもコワーキングスペースのようなオープンなスペースではなく、プライバシーに配慮したソロワークの支援を基本とした構成にしているという。
シートは全16席。Wi-Fiが利用でき、各シートには電源も完備。またサポートエリアにはフリードリンクやフォンブースも用意されている。室内ではアロマも活用しているという。
営業時間は7時30分から21時。利用は完全予約制で、STATION WORKの個人会員ならびに法人会員が利用可能。会員登録のない一般利用はできないという。専用ウェブサイトから座席と時間を予約。QRコードによる認証で入室することができる。料金は定価が15分につき250円(税別)となっているが、当面の間はキャンペーン料金として15分につき150円(税別)で提供するという。
JR東日本側では、STATION BOOTHならびにSTATION DESKを順次展開を拡大し、2020年度までには30拠点を目標にしているという。
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