CES 2020のショールームに、新しくておもしろい健康やウェルネス分野の製品が多数展示されることは、前々から分かっていた。とはいえ、困ったときにトイレットペーパーを持ってきてくれるロボットや、文字通り自分のDNAサンプルを挿入できるウェアラブルのような、興味深い製品に出会うことは予想していなかった。本記事では、われわれがこれまでに見つけた4つの奇妙なウェルネス製品を紹介する。
Charminがロールアウト(だじゃれをお分かりいただけるだろうか)したこの製品は、ここまでのCES 2020で最も人々を驚かせたウェルネスガジェットかもしれない。トイレットペーパーを切らしてしまって、階下のルームメイトにテキストメッセージを送ったり、電話したり、あるいは叫んだりする必要は、もうない。RollBotが新しいトイレットペーパーをトイレまで持ってきてくれるからだ。もちろん、RollBotはスマートフォンと接続されている必要がある。
恋人や家族がトイレから出てきてから何分か経った後で、トイレに入るのをためらった経験はないだろうか。CharminはRollBot以外にも、トイレでよくあるニーズに対応する製品を開発したようだ。SmellSenseは、トイレに入っても安全なのか、それとも、吐き気を催さないようにもう少し待つべきなのかを教えてくれる。
世間一般の通念(と科学)では、歯磨きは少なくとも2分間やるべきだとされている。だが、Y-Brushを使えば、わずか10秒ですべての歯を磨けるという。われわれはCES 2019でこの製品を初めて見たが、CES 2020では、この魔法のようなデンタルケア製品を購入できるようになったことが発表された。Y-Brushは、スポーツ用のマウスガードのような外観をしており、ナイロン製のブラシですべての歯を覆う。歯を磨くときは、歯磨き粉を付けて、電源をオンにするだけでいい。
特定の食べ物が自分の体にどう影響するかが気になる人にとって、DnaNudgeは嬉しい知らせだろう。DnaNudgeは、頬の内側から採取したDNAサンプルに基づいて、食べるべきものと食べるべきでないものを教えてくれるウェアラブルだ。これを食品のバーコードにかざすと、食べ物に対する体の反応に応じて、バンドのライトが緑色、オレンジ色、または赤色に点滅する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス