セグウェイ、ゆったり座って移動できる1人乗り2輪車「S-Pod」--“ジャイロスフィア”から

 Segway-Ninebotは、新しいタイプの乗り物として、2輪車と椅子が合体したようなパーソナルモビリティ「Segway S-Pod」を発表した。

Segway S-Pod(出典:Segway-Ninebot)
Segway S-Pod(出典:Segway-Ninebot)

 S-Podは、立ち乗り式2輪車「セグウェイ」に椅子が取り付けられたような形状の1人乗り移動デバイス。自動的にバランスをとって自立し、その場で回転することも可能だ。

 セグウェイは乗っている人が重心を移動してコントロールするのに対し、S-Podは制御パネルに設けられたノブを使って操作する。そのため、ゆったり座っているだけで移動でき、体を動かす必要がない。最高速度は時速24マイル(時速約39km)。

 Segway-Ninebotは、空港やテーマパーク、ショッピングモールなど、閉じた環境での移動手段に活用できるとしている。

 なお、S-Podの着想は映画「ジュラシック・ワールド」に登場した乗り物「Gyrosphere(ジャイロスフィア)」から得たそうだ。

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