Segwayが中国のライバル企業に買収された。北京に本拠を置くNinebotは現地時間4月15日、同社がSegwayを買収したと発表した。Ninebotは2012年の設立で、以前には米国に本拠を置くSegwayから特許侵害で訴えられたこともある。
自らバランスを保つ機能を持つ電動二輪式のパーソナルトランスポーターSegwayは、2001年に発売された。
2009年12月、Segwayは、英国の起業家Jimi Heselden氏に買収された。同氏はその9カ月後に事故死しており、その際、崖の近くをSegwayで走行していたとみられている。
2013年、SegwayはSummit Strategic Investmentsに買収された。
Segwayは2014年に入り、同社の特許を侵害したとして、パーソナルトランスポーターを手がける多くのメーカーや販売元を訴えたが、そのうちの1社がNinebotだった。
今回のSegway買収は、世界第3位のスマートフォンメーカーであるXiaomi(シャオミ)やカリフォルニアに本拠を置くベンチャーキャピタルのSequoia CapitalなどからNinebotが調達した、8000万ドルという多額の資金をよりどころとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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