自動運転技術などを手がけるZMPは、屋内や屋外での巡回警備に利用可能な自動走行警備ロボット「PATORO」を発表した。ビル管理や施設管理、地域の見回りなどでの活用を想定しており、2020年5月にサービス提供を開始する予定。
ZMPは、自動車向けの自動運転技術のほか、オフィスや市街地など人間と混在する場所で使うための低速自動運転モビリティ技術に取り組んでいる。後者の応用例として、宅配ロボット「CarriRo Deli」や、人を乗せて移動を支援するロボット「Robocar Walk」を開発した。
PATOROは、CarriRo DeliおよびRobocar Walkと共通の技術プラットフォームを採用し、自動警備ロボットとしたもの。屋内、屋外を問わず、多様な環境での警備業務に活用できるとしている。
CarriRo Deliなどよりコンパクトなため、小回りが可能で、屋内でも使いやすいという。搭載しているカメラを使った監視や記録、マイクによる騒音や異常音の検知、火災検知などの機能を備える。警告機能もあり、施設周辺の監視や巡回警備などに使える。
PATOROの紹介ビデオ(出典:ZMP/YouTube)
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