英語でメールを書くとなると、そのフォーマットや締めの言葉はどうすればいいのか、ニュアンスがきちんと伝わる表現になっているのかなど、気になることがいろいろと出てくる。そこで、英文メールの書き方の本などを参考にしようとするが、どうも自分の仕事とは関係ない業界の言い回ししか見つからない、ということがよくある。本書はそんな悩みに的確に応えてくれる、新しい英文メールの指南書だ。
請求や依頼などの基本的なやりとりから、アポイントメントを受けたりキャンセルしたり、自社サービスを紹介するなど、現代のさまざまな業界で使える表現が満載だ。しかも、一部を状況に合わせて入れ替えるだけで使える例文も多く、英文を考えるのが苦手な人にもうれしい。また、本書に掲載されている英文メールやチャットの文例は、出版社のサイトからダウンロードできるので、英文メールの入力に慣れていない人にはとても助かる。
後半は、メールよりは短く気軽なやりとりになる「チャット」にも対応。ちょっとした確認や依頼、お誘いなど、表現を知ることで、相手の意図も分かるようになる。すぐ手に取れる場所に常に置いておきたい1冊だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス