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交換した名刺をその場でデータ化する「オリィ式名刺ケース」--吉藤オリィ氏が開発

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 ビジネスの現場で交換する名刺は、名前や連絡先など重要な情報を記憶力に頼らず保存できる必要不可欠なツールだ。ただし、紙のままでは活用しにくいため、手作業で連絡帳に登録したり、OCR機能付き名刺管理アプリに取り込んだりする人が多いだろう。簡単な作業であるが、後回しにして名刺をため込んでしまうと活用できない。

 そこで、名刺をその場で撮影してスマートフォンのアプリへ登録できる名刺ケース「オリィ式名刺ケース」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」で支援募集中。

交換した名刺をその場でデータ化(出典:CAMPFIRE)
交換した名刺をその場でデータ化(出典:CAMPFIRE)

 オリィ式名刺ケースは、搭載されているカメラで受け取った名刺を撮影すると、連携しているスマートフォンへ画像を送信してくれる。スマートフォンのアプリは、その画像をOCR処理し、必要な情報をテキスト化して保存する。つまり、後から名刺を自分でデータ化する手間が省かれるのだ。

受け取った名刺を内蔵カメラで撮影(出典:CAMPFIRE)
受け取った名刺を内蔵カメラで撮影(出典:CAMPFIRE)

 アプリへの情報登録時に、日時とGPS位置情報も合わせて保存する。そのため、後日相手のことを交換した日や場所を頼りに思い出せるという。情報がテキスト化されているので、アプリから電話の発信、ウェブ閲覧、メール送信といったことが可能。交換した日時や場所から名刺データを検索する機能も備える。

スマートフォンへ転送、位置情報も記録(出典:CAMPFIRE)
スマートフォンへ転送、位置情報も記録(出典:CAMPFIRE)

 オリィ式名刺ケースの開発者は、分身ロボット「OriHime」で知られるオリィ研究所の吉藤オリィ氏。身体障がい者の社会参加を支援するロボットなどの開発に取り組んでいる吉藤氏が考案したデバイスらしく、腕を動かすことの難しい人でも使えるよう、片腕しか動かせない人でも名刺を取り出せる仕組みになっている。

分身ロボットのOriHimeと吉藤氏(出典:CAMPFIRE)
分身ロボットのOriHimeと吉藤氏(出典:CAMPFIRE)

 このキャンペーンの目的は、プロトタイプの位置付けとなるベータ版を量産し、実際に使って改良していくこと。100台程度を協力してくれる人に提供する。

 現時点で、対応アプリはiOS版のみで機能も限定的。将来的には、Androidへの対応や、「Googleカレンダー」との連携などを実現したい考え。

 CAMPFIREでの目標金額は300万円。記事執筆時点(日本時間12月19日17時)で約219万円の資金を集めている。キャンペーン期間はあと73日ある。目標金額に到達しない場合でも、2020年2月29日中に寄せられた金額がファンディングされる。

オリィ式名刺ケースの紹介ビデオ(出典:吉藤オリィ氏/YouTube)


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