総務省は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社に対して、仮想移動体通信事業者(MVNO)も各社と同時期に5Gサービスを開始できるよう、速やかに情報提供することを要請した。
3社は、2020年春ごろより5Gサービスを提供する予定だ。これに対し総務省は、MVNOも同時期に5Gサービス開始できることが重要と考えている。ところが、3社からMVNOへの情報提供が不十分だという。そこで、情報を速やかに提供するよう求めた。
具体的には、機能開放時期、提供エリア、通信速度、接続料、接続箇所、接続箇所における技術的条件など、5Gサービス運用に必要な情報の速やかな提供を要請。各社の5Gサービス提供開始に合わせてMVNOへの5G機能開放も実施することと、協議や設備改修、試験なども余裕を持って実施できるよう対応することも求めている。
なお、5Gサービスに必要な周波数帯は、3社のほか楽天モバイルにも割り当てられている。
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