Appleの最新型「Mac Pro」は安いものではない。フルスペックまでカスタマイズした場合の価格は5万3000ドル(日本では570万円)を超える。ただし、アップグレードと修理については最小限の作業でできるようだ。もっとも、一部のハイエンド部品で問題が生じた場合はユーザー側での解決が難しい可能性もある。
新しいMac Proを分解したハイテク製品修理サイトのiFixitが米国時間12月17日にその結果をまとめたレポートを公開。そのなかで、同製品が「分解、修理、アップグレードが容易」であるとし、「修理容易度9」(10点満点)の評価を与えている。
「新型Mac Proは、Fixmas(fix[修理]とクリスマスを組み合わせた造語)の奇跡だ。美しく、非常にうまく組み立てられており、修理しやすさにおいても傑作である」と、iFixitの分解レポートには記されている。「最近の記憶の中では、間違いなく最も修理しやすいApple製品だ」(iFixit)
iFixitではMac Proの主な課題として、SSDなどの一部の部品が独自仕様のものであることを挙げている。それらの部品に問題が生じた場合、ユーザーはAppleに修理を頼まなくてはならない。
iFixitはMac Proの修理は工具があれば簡単で、場合によっては工具がなくても修理できるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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