プラネックスコミュニケーションズは12月16日、スマートフォンで設定できるネットワークカメラ「スマカメ」シリーズの新製品として、「スマカメ360 天井タイプ」(型番:CS-QV360C)を発売したと発表した。店頭予想価格は2万4800円(税込)。
同製品は、フルHDの高画質で360度の全方位撮影が可能なネットワークカメラ。1台設置するだけで極めて死角の少ない映像が記録できるという。また、スマートフォンを使って設定でき、出先からの映像確認が可能。
360度映像だけでなく、2分割や4分割映像の再生にも対応。魚眼レンズの360度映像を補正して表示する「歪み補正機能」により違和感の少ない映像が表示できるという。
映像に動きがあった場合、microSDカードへの自動録画やスマートフォンに通知を行なう動体検知機能を搭載。動体検知設定は、最高/高/中/低/オフの5段階で指定可能。
スケジュール機能で録画する時間帯の設定も行え、映像の録画は連続録画(常時録画)/動体検知と連動して録画/録画しないの3パターンから選択できる。
なお、microSDカードの容量が一杯になった時は、上書き録画される。画像品質が最高(解像度:1920×1080、フレームレート:15フレーム/秒)の場合、8GBの容量で約10時間の録画が行える。
ソニー製の高感度CMOSセンサー「IMX323」を採用しており、月明かりほどの光でのカラー撮影が可能だとしており、ほんのわずかな照明があれば、赤外線照射なしで夜間のカラー映像の撮影に対応する。
また、スピーカーとマイクの端子を搭載し、映像だけでは伝わらないカメラ周辺の音声の確認や離れた場所からの声掛けにも対応する。
映像圧縮技術には、「H.264」の約2倍の圧縮率である「H.265」を採用。フルHDの高画質映像を低容量で記録できる。
LANケーブル1本でネットワーク接続と電源供給が可能となるPoEに対応したスイッチ「SWE-0008F5」をセットにした「CS-QV360C-IMP」(店頭予想価格:税込47,000円)および、既存のネットワークに組み込むことでLANケーブル経由の電源供給が可能となるPoEインジェクター「ING-ADE3AT2」をセットにした「CS-QV360C-ING」(店頭予想価格:税込32,000円)も合わせて発売する。
複数台モニタリング・録画・再生可能と本格的な監視・防犯システムを、コストを抑えて構築できるWindows専用アプリケーション「スマカメPro」にも2020年1月末を目処に対応する予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス