プラネックスコミュニケーションズは2月15日、遠隔地に住む親の見守り、無人施設の防犯、環境調査、行動調査などに利用できる2種類の「どこでもセンサー」を発売を開始した。
今回発売したのは、気温、湿度、気圧のデータを常時計測に対応した「どこでも環境センサー WS-USB01-THP」と、赤外線検知により人や動物の接近を検知する「どこでも人感センサー WS-USB02-PIR」の2つ。どちらも、無線LAN(2.4GHz帯)を利用して計測データをクラウドに保存できるようになっている。管理サーバーは国内で運用されており、保存データはどこからでも確認できる。
また、給電にはUSBを採用。USB-ACアダプターやモバイルバッテリーを使用した運用に対応する。
測定値が設定したしきい値を超えた場合にメールで通知させることができ、「室温が○度を超えたらメール」や「侵入者を検知したらメール」といった使い方ができる。
さらには、同社のIoT製品「スマソケ」やかんたんネットワークカメラ「スマカメ」との連動にも対応。測定値が設定したしきい値を超えた際に、スマソケによる電源のオン・オフやスマカメによる動画撮影が可能となっている。
同社では、「どこでもセンサー」のAPIを公開する予定だとしており、公開予定のAPIにより、「どこでもセンサー」の取得したデータを別のシステムでも活用できるとしている。
市場想定価格は、どこでも環境センサー WS-USB01-THPは3980円(税込)。どこでも人感センサー WS-USB02-PIRは3980円。
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