米国の賃貸や宿泊仲介サイト経由の詐欺、米商事改善協会が警告

Dara Kerr (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2019年12月12日 14時07分

 賃貸仲介サイトや宿泊仲介サイトに掲載されている詐欺物件の件数が「膨大な数」にのぼっているようだ。米商事改善協会(BBB)が新たに公開した報告書で明らかになった。

 BBBによれば、2016年1~2019年10月までの間に、消費者から合わせて1352件の詐欺被害の報告が寄せられたという。さらに、Apartment Listが行った賃貸物件詐欺に関する調査のデータを引用し、米国でオンラインのサービス利用者の43%が何らかの詐欺の疑いのある情報を見かけたことがあるとBBBは報告した。ただし、すべての利用者が最終的に被害を受けたわけではない。

 このような詐欺で金銭的被害に遭った人の数は今も増え続けている。Apartment Listによれば、米国でおよそ520万人が金をだまし取られた経験がある。平均被害額は400ドル(約4万3000円)だが、被害者の3人に1人は1000ドル(約10万8000円)超を失ったという。

 詐欺の多くは住居を探している人々の間で起こっているとみられるが、Airbnb、HomeAway、Vrboといった宿泊物件の仲介サイトでも、被害の訴えが数年で急増しているようだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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