CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE(カルテ)」を提供するプレイドは11月27日、国内外の事業拡大に向けて、米Googleから資金を調達したと発表した。金額は公表していないが、数億~十数億円規模とみられる。
KARTEは、ウェブサイトやアプリにおいて、利用者の行動をリアルタイムに解析して、ひとりひとり可視化。個々の利用者に合わせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するCXプラットフォーム。ECをはじめ、人材や不動産、金融など幅広い業種で活用され、2015年の3月に正式提供を開始して以降、年間の流通解析金額は1兆円を超えているという。
両社は今後、KARTEへのGoogle Cloudの機械学習やAI(人工知能)技術の統合などで協業していく予定。これにより、これまで以上に高機能で拡張性の高い、安全なクラウドプラットフォームを企業に提供することが可能となり、エンドユーザーにおけるパーソナライズとCXの向上を実現するとしている。
また、両社は日本におけるクラウド市場の拡大に向けても協業していく予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」