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Nintendo Switch“紙ゲー”「紙謎」を体験--デジタルとアナログが融合した謎解き

佐藤和也 (編集部)2019年11月08日 22時20分
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「紙謎 未来からの想いで」キービジュアル

「紙謎 未来からの想いで」キービジュアル

 ディライトワークスは、インディーズゲームレーベル「ディライトワークス インディーズ」のNintendo Switch向け新作タイトルとして開発を進めている、紙を活用した“謎解き紙ゲー”「紙謎 未来からの想いで」について、ダウンロード専用ソフトとして11月28日から配信すると発表。価格は2480円(税込)。あわせて、ゲーム概要をお披露目するメディア体験会を開催した。

「紙謎 未来からの想いで」の体験会で、謎解きに挑んでいる様子
「紙謎 未来からの想いで」の体験会で、謎解きに挑んでいる様子

 本作は印刷した「謎用紙」を「書く」「折る」「切る」ことで謎を解き、物語を進めていていくというデジタルとアナログを融合させた“謎解き紙ゲー”で、ギフトテンインダストリとの共同開発タイトル。

デジタルとアナログが融合した、紙を使う新感覚の謎解きゲーム
デジタルとアナログが融合した、紙を使う新感覚の謎解きゲーム

 ストーリーは主人公の「トキオ」とヒロインの「ミライ」を中心に展開。ゲーム内で出される謎を、手元に用意した謎用紙を使って解いていくことで進行する。謎については、体験型謎解きゲームクリエイター陣が制作に参画。バラエティあふれる多様な謎が出題される。謎解きには制限時間がないため、じっくりと取り組むことができるという。本作のイラストはイラストレーターのめばちさん、トキオの声を声優の斉藤壮馬さん、ミライの声を声優の高橋李依さんがそれぞれ担当する。

 なお、本作のキモとなる謎用紙については、PDFファイルを公式サイトで掲出するとともに、無料による送付も行う。発売に先立ち11月21日にPDFファイルを掲載。同日に謎用紙のセットの送付申込み受付を公式サイトで開始予定としている。

 ギフトテンインダストリは「間取りのかるたVR」や「モニャイの仮面」などのスマートフォンを使用したアナログゲーム、紙と鉛筆を使ったNintendo SwitchとPC(STEAM)向けの謎解きゲーム「マドリカ不動産」など、デジタルとアナログが融合したゲームを手掛けている。

 本作を手掛けるディライトワークス第3制作部の岡村光氏は、ギフトテンインダストリのゲームのファンであり、コラボすることで新しいプロダクトが生み出せるのではと考え、コンタクトを取ったのが開発のきっかけと振り返る。謎はもとよりストーリーもこだわったポイントし、あくまで謎解きが主役で、ストーリーが盛り上げる役割としつつも、うまく両軸でまとめることができたと語った。

 ギフトテンインダストリの代表でゲームデザイナーの濱田隆史氏は、本作の謎について、5つの制作団体とコラボにより20ステージを制作したという。それぞれ違った視点やアプローチからの謎が用意されているとし、バラエティに富んだ謎解きが楽しめるようになっていると説明。また本作においては、トキオの心情にあわせるかのように、例えば迷っているシーンでは迷わせる謎、あるいは計算に困るシーンでは実際に計算をするというような、謎がストーリーとリンクする形でも作られているという。

 さらに、同社がこれまで手掛けたタイトルより“徹底的に紙を使う”ところにもこだわったという。前述の書く、折る、切るという以外にも、丸めて糊付けするような立体模型を作るというものもあるという。そのほか、紙の特性として複数人で見せ合えたり、紙一枚を囲んで書き込むことなどが自然にできるなど「みんなで遊ぶにはもってこいの素材」と語った。本作については、謎解きイベントに行っているような体験が味わえるものとし、プレイするにあたっても、複数人で遊ぶとより楽しくなるとアピールした。

 体験会では3人のグループを組む形で序盤をプレイ。筆者の見た序盤の範囲では、画面を操作しつつ、そこに映し出されるさまざまな光景を見ながら、謎用紙を切ったり折ったりし、そこで導き出される操作をJoy-Conで入力していく形で進行する。プレイしていくなかで、自然と謎用紙にメモするのを率先して行う担当や、Joy-Conの操作をする担当になっていく様子が面白いところ。紙を切ったり折ったりする感覚はどこか工作のようで、「切ったら元に戻せないのでは……」と思う感覚もありつつ、そこで発見するものがあると「おおっ」と驚くこともあった。

 筆者がそこまで謎解きゲームを経験しておらず、グループとしてもそこまで慣れていないメンバーだったようで、序盤ながら詰まりそうになるところもあったが、いろいろと話し合いながら、答えとなるものがわかると喜びを分かち合う嬉しさも味わえた。体験会ではテレビモニターではあったが、Nintendo Switchであれば、場所を選ばず複数人が集まれるところでプレイしやすいのも魅力だろう。デジタルならではの演出やギミック、場を囲んで楽しむアナログゲームの特性が融合したタイトルと感じられた次第だ。

 今後の展開として、11月8日に開設した公式サイトで、キャラクターボイスも入った本作のプロモーションビデオや、物語の序盤の謎を体験できるウェブ体験版を公開。同日にニンテンドーeショップにて、予約購入(あらかじめダウンロード)を開始した。また、メインキャラクターを演じる2人が実際に本作を協力してプレイする様子を収めたプレイ動画を11月14日に公開予定。

 このほか、本作の最初の謎を体験できる「謎解き体験用紙」を全国の謎解きカフェなどで配布を予定しているほか、2種類のオリジナルグッズを、ディライトワークスの公式オンラインストア「DELiGHTWORKS STORE」にて、11月28日に発売するとしている。

(C)DELiGHTWORKS
developed by GIFT TEN INDUSTRY K.K.

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