米政府は、ソーシャルメディア上のインフルエンサーが宣伝投稿にまつわるトラブルに見舞われないよう、アドバイスを提供したいと考えているようだ。米連邦取引委員会(FTC)は米国時間11月5日、インフルエンサーがブランドとの関係を開示すべきタイミングやその効果的な方法に関するガイドを公開した。
「Disclosures 101 for Social Media Influencers」(ソーシャルメディアインフルエンサーのための開示の基本)と題するこのガイドは、宣伝投稿に関する開示のルールをまとめたものだ。その内容は、インフルエンサーがソーシャルメディア上で製品やサービスを宣伝する際には、ブランドとの関係を明らかにしなければならないといったルールを、インフルエンサーに伝えるものとなっている。
さらにFTCは動画も公開し、宣伝と引き換えに対価を受け取ったり、商品の無料提供や割引などの特典を得たりする場合には、ブランドとの関係を開示するよう忠告している。
「このガイドは、インフルエンサーがブランドとの関係を開示する必要があるさまざまなケースの概要を説明したものであり、インフルエンサーに対し、フォロワーが自身とブランドとの関係をすでに知っていると決めてかからないよう忠告している」とFTCはプレスリリースで述べている。
このガイドには、インフルエンサーがブランドとの関係を開示する際に使う表現や、投稿内で開示内容を示すべき場所についてのアドバイスも掲載されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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