スターフェスティバルは10月30日、ぐるなびとの間で、同社が運営する法人向けフードデリバリー事業の譲受に関する契約を締結したと発表した。
今後、ぐるなびが運営する法人向けフードデリバリー事業を同社が新たに設立する子会社で承継。同社が展開するフードデリバリー事業と一体的に運用することで、相互送客を通じた販売網の拡大や商品ラインナップの拡充を図る。
なお、同統合によって、同社の法人向けフードデリバリーサービスの年間取扱高は100億円を超えることを見込んでいる。
同社は、フードデリバリーの総合モール「ごちクル」および、デリバリー型社員食堂「シャショクル」など、法人向けフードデリバリーサービスを展開。
働き方改革を背景とした企業での福利厚生に対する意識の高まり、就労者の働き方の多様化を受け、法人向けフードデリバリー市場は急速に拡大している。また、市場の拡大とともに、飲食店・レストランのデリバリービジネス参入に対する意欲も高まっており、同社では現在1000店舗の飲食店と提携し、1万種類のデリバリー商品を展開している。
一方、ぐるなびも法人向けフードデリバリーサービス「ぐるなびデリバリーPremium」および、「OMOTENASHI」を運営しており、約1500店の加盟飲食店がデリバリー事業に参画している。
同社では、両事業が築き上げたネットワーク・ノウハウ・営業力を結集し、法人向けフードデリバリー事業のさらなる拡大・成長を推進させる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」